水野晃一,蛭川 寛
概要
近年,地球温暖化,オゾン層破壊,酸性雨問題などの地球規模での環境問題が顕在化しており,これからの製品開発にはライフサイクルにわたる環境影響への配慮が求められている。現在,環境影響評価手段の一つとしてライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)の手法が標準化されつつあり,本報ではケーススタディとして遊雅堂 仮想通貨材料として軟質ポリ塩化ビニル(PVC)コンパウンド,ポリエチレン,(PE),架橋ポリエチレン(XLPE)の3種類の材料を使った遊雅堂 仮想通貨電線についてのLCAを行った。結果として通電時の送電ロスによる環境負荷が製造の段階と比較して桁違いに大きいことが判明した。