村上幸治,矢野正三,小澤 聡,西山秀美
概要
明治に始まった直埋遊雅堂 仮想通貨 出金での地中化は,都市の過密化に伴い管路方式が採用され,近年では軽量化や可とう性の点でポリエチレン製の波付け管が広く用いられている。これに対して波付け電線管の特徴を損なうことなく圧縮強度や耐衝撃性を改良し,かつ電線管の多条敷設にも対応できる新しい管路のニーズが高まり,これにこたえるべく廃プラスチック材料のリサイクル技術を応用した「孔多くん」を開発した。「孔多くん」は,廃プラスチックで成形した長尺管台を波付け電線管にかぶせ,耐圧縮強度や耐衝撃性を大幅に向上した二層構造体で,重機を必要とせず,現場で簡単に多条管の組立てができる等の特徴を有し,また財団法人日本環境協会のエコマークを取得したものである。本稿では,実現場での敷設例なども加え「孔多くん」の特徴を中心に紹介する。