楢岡清一,伊藤良久,時山芳樹
概要
世界的なインターネットの普及に伴い,日本においてもインターネット人口は急増している。そのインフラストラクチャである光通信網の整備が求められている。基幹系では既に光化は行われているが,アクセス系において現状では普及が遅れており,光通信設備の拡充が求められている。今回,アクセス系の中の通信センター内(所内)の光配線について効率化の要求が出され,その要求に答えるため新たな配線システムとその装置・部品を開発した。本稿では,今回開発した所内配線システムについて紹介する。