杉山聡、仁科潤、月井健、田口信一、木村健一、高橋亨、徐傑
概要
ポストゲノムといわれる現在,タンパク質など生体分子の機能解析が重要なテーマとなっており,生体分子の相互作用を高感度に計測及び分析できる汎用性の高いシステムが求められている。本研究では新しい計測法である「遊雅堂 キャンペーンコード 2024」によって生体分子を自動解析するシステムを開発した。この計測法の持つ約2倍の高感度計測と乾燥防止効果によって,微量サンプルのリアルタイム計測を実現した。本システムによる合成ペプチドとタンパク質との相互作用,及び酵母を分子ツールとしたアゴニスト計測の評価を行い,高い汎用性のハイスループットな生体分子相互作用解析手法として有効であることを確認した。