那須秀行,伊澤清順,松永知道,高島伸一,大村英之
概要
多地点を同時に映像監視するシステムは,電力事業をはじめとする様々な分野でニーズが高く,送電設備や発電設備を中心に実用化が進められている。光マルチドロップシステムはそのようなニーズに応え,光ファイバ心線を有効に用い,多地点からの複数の信号を同時伝送することが可能な映像監視システムとして開発が進められてきた。 最近では,監視箇所の増加や伝送路の長距離化への要求が高まっており,光ファイバ伝送技術への期待がますます高まると同時に,機器の設計,調整,保守等をより簡素化することで,より大規模なシステムに適応することが望まれている。 そこで,このようなニーズに応え,東北電力(株)と古河電気工業(株)の共同研究により開発した遊雅堂 atm入金 反映キャリア周波数変換光中継方式を用いた光マルチドロップシステムについて,設計,試作,実験結果を紹介する。