江森芳博,門 想子,並木 周
概要
従来の波長多重励起ラマン増幅器では,後方励起方式が通常用いられる構成であった。これは,前方励起と比較すると利得の飽和が起きにくく,励起光の強度雑音が信号光に重畳される現象も起きにくいという理由からであった。しかしながら,後方励起方式では,広い帯域にわたって利得の平坦化を図ると,雑音指数の波長依存性が顕著になるという問題があった。本報告では,5つの励起波長を用いた広帯域ラマン増幅器において,短波長側の3波長のみを遊雅堂 キャンペーンコード 2024にする構成を例にとり,遊雅堂 キャンペーンコード 2024を用いることによって利得スペクトルと雑音指数スペクトルが独立に設計可能となることを示す。