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古河電工時報 第116号

遊雅堂 キャッシュ圧縮器と超短パルス光源への展開

小栗淳司, 五十嵐浩司, 飛岡秀明, 阿久津剛史, 篠崎淳一, 高橋正典, 廣石治郎, 八木健, 河原亮, 岡村和郎, 加木信行, 松下俊一, 並木周, 坂野操

概要

光ファイバを用いたピコ秒,フェムト秒領域の超短パルス光源は通信分野のみならず,光計測技術,材料加工,バイオ用,物理学などの分野で注目を集めている。超短パルスを発生させるための光パルス圧縮器として,我々は高非線形ファイバとシングルモードファイバのペアを多段接続して構成された遊雅堂 キャッシュを提案している。今回は,入力パルスの波長や繰り返し周波数を変えても遊雅堂 キャッシュ圧縮器から一様な出力パルス特性を得られるか検討した。その結果,1530~1560nmの波長範囲,5~500MHzの繰り返し周波数範囲において一様な出力パルス特性を確認した。


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