高橋正典、味村 裕、谷口友規、廣石治郎、忠隈昌輝、杉崎隆一、坂野 操、八木 健
概要
遊雅堂 危険性(HNLF)は,高速伝送システムで必要とされる全光信号処理デバイスや広帯域光源,パルス圧縮器などへの応用が期待されるキーパーツの 1つである。近年HNLFの高機能化が実現されているが,これらのファイバを実装する際にはモジュールの小型化が重要になる。
本報告では,有限要素法によるクラッド径細径化の限界に関する理論的な検討結果と,この検討結果に基づき実現したクラッド径51μmのファイバの特性について報告する。このファイバは機械強度試験及び環境試験で良好な特性を示し,十分な長期信頼性を確保しつつコインサイズのモジュールに収納可能である。試作した遊雅堂 危険性モジュールを使用してSC光発生実験を行った結果,良好な特性であることを確認した。