岩屋光洋、瀬尾浩司、宮崎栄樹、西村直也、南里伸弘、下地直子、平尾昌弘
概要
近年遊雅堂 インスタント銀行送金（Fiber To The Home）の普及は目覚ましく，今後も更に増加していくことが見込まれている。そこで，光ファイバを各家庭に引き込んで光インターネットサービスを早急に開通させるために，施工の迅速化やスキルレス化に対する要望が高まっている。特に接続点におけるメカニカルスプライス若しくは融着による接続作業は，接続後に光ファイバ余長の収容が必要であり時間のかかる作業となっていた。また，サービス切替時には光ファイバを切断し再施工しなければならないという課題もあった。これらの課題に応えるべく，架空クロージャから加入者宅内に至る各接続点において，ドロップ・インドアケーブルに直接取り付け可能で心線余長処理を不要とし，かつ適用箇所に応じた複数種類の外被把持型現場組立光コネクタを開発したので報告する。
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