FISA ブラジル国の光ファイバ工場の製造能力を増強
〜安定成長が期待されるブラジル国内の光ファイバ・ケーブル需要に対応〜

2013年9月2日

FISA

この度、当社子会社のFurukawa Industrial S.A.Produtos Eletricos社(本社:ブラジル国パラナ州クリチバ市)(以下、FISA社(注1)は、同国サンパウロ州ソロカバ市に有する光ファイバ製造工場の製造能力の増強を行います。2014年下期からの生産開始を予定しており、総投資額は1800万USドル(約18億円)に及びます。本投資により、同国内での光ファイバ製造能力は230万km/年へ拡大します。

今後、ブラジル国は2014年のサッカーワールドカップ及び2016年のオリンピック開催を控えており、同国政府によるブロードバンド敷設計画(PNBL)とあいまって、更なる光ファイバ・ケーブル需要の拡大が期待されます。

光ファイバ製造能力増強の背景

ブラジル国政府は国内の遊雅堂 入金できない クレジットカード通信網を拡大・拡充するため、国家ブロードバンド計画(PNBL)を推進しています。同国の光ファイバ・ケーブル需要は、固定回線網(FTTx・HFC)や携帯電話回線網3G/4G(LTE)を中心としたブロードバンド敷設需要の拡大に支えられ、光ファイバ換算長で400万km/年から550万〜580万km/年まで増加する見通しです。
こうした同国における光ファイバ・ケーブル需要増加に短期間で応えるため、この度、光ファイバの増産投資を決定しました。FISA社における光ファイバ製造能力は、国内需要の40%に相当する230万km/年へ拡大します。

本投資の概要

  • 総投資額:1800万USドル(約18億円)
  • 工場稼働:2014年下期
  • 製造品目:光ファイバ
  • 所在地:サンパウロ州ソロカバ市

補足

(注1)FISA社:1974年の設立以来、中南米地域を中心に光ケーブルやLAN関連製品などの製造・販売を行ってきました。現在、中南米拠点としては、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア(2014年2月操業開始予定)の3か国に光ケーブル製造工場を有しています。