株式会社秋田ケーブルテレビが当社製10G-EPONで商用サービス開始
当社は、10G-EPONシステム(以下、FITELWAVE® AGX1000)を株式会社秋田ケーブルテレビ(本社:秋田県秋田市、代表取締役社長:松浦隆一、以下、秋田ケーブルテレビ)へ納入しました。秋田ケーブルテレビは、本年7月より当社の10G-EPONシステムを使用したFTTHによるインターネット接続サービスを開始する予定です。
FITELWAVE® AGX1000導入メリット
- 既設1G端末を有効活用
当社の10G-EPON システムは、これまで導入されている1G-ONU『AG20E』、『AG20F』、『AG20R』など従来のD-ONU の接続性を確保しています。接続可能な1G-ONUは、プライマリー電話認定を10G-EPON でも取得していますので、OLT 更新を行っても端末交換することなくこれまでのサービスを継続できます。 - 10G対応D-ONUのラインナップ
電話サービスが不要な公共施設や企業などへの10Gbpsサービスは、7月末リリースのエンタープライズ用10G-ONUを利用できます。今後、プライマリー電話認定を取得予定のコンシューマ用10G-ONUも開発を進めています。 - 国内最小サイズを実現
10G-EPONはポートあたり最大128台のONUを接続し、EIA3U型サブラックに最大24ポートの10G-EPONポートの実装が可能で、EIA3Uあたり最大3072台のONUを収容可能です。
(注 1)OLT
光ファイバによる通信ネットワークで、通信事業者側に設置される終端装置。OLTは、電気信号から光信号へ変換するなどの機能がある。OLTに対して、加入者に設置される終端装置は、ONU(Optical Network Unit)という。