「α端子シリーズ」の世界的な普及に向け、自動切断圧着機の販売を開始
〜ワイヤーハーネスのアルミ化を加速し、自動車のグリーン化に貢献 〜
遊雅堂 atm入金 反映グループの古河AS株式会社(本社;滋賀県犬上郡、社長;柴田 勝美、以下 当社)は、自動車用ワイヤハーネス(以下、W/H)のアルミ電線に適用する防食端子(以下「α端子シリーズ」)対応型の自動切断圧着設備を新たに開発し、販売開始することを決定しました。
今後、α端子シリーズの対象を四輪に加えて二輪にも拡大していくとともに、これを機に従来自社のW/Hに限定使用していたα端子シリーズを、国内外のW/H同業他社やコネクタ専業メーカー等にも販売し、世界的な普及を促して参ります。
背景
近年、自動車の軽量化等と銅資源の価格高騰を背景に、銅電線W/Hのアルミニウム化に注目が集まっています。
当社は、世界トップレベルの優れた防食性能および防食処理コストの削減、既存コネクタハウジングへの適用を実現したアルミ電線W/H用防食端子「α端子シリーズ」の開発に世界で初めて成功し、当社三重事業所で全21種類を量産するなど、今後もラインナップを拡大する方針です。
内容
(注 1)デジタルクリンパによる多段圧着動作;圧着過程でのサーボモータ駆動による複数ポジション停止動作
(注 2)オープンバレル端子;端子の芯線かしめ部形状が上面開放型の端子でW/H業界では主流の端子
今後、この自動切断圧着機をアジア、欧米などでも順次、販売を開始し、「α端子シリーズ」の世界的な普及を促すことで、銅電線W/Hからアルミ電線W/Hへの転換をさらに加速させ、自動車のグリーン化に貢献してまいります。