らくらくアルミケーブル® SAGAアリーナで採用
~建設現場の省力化・効率化に期待~

2022年2月9日

古河電気工業株式会社
遊雅堂 危険性産業電線株式会社
SFCC株式会社

  • 佐賀県内に建設中のSAGAアリーナの低圧幹線としてらくらくアルミケーブル®が採用
  • 官公庁の大型施設工事としては初めての受注・新型コロナの影響下でも建設現場における働き方改革の推進に貢献

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2-6-4、代表取締役社長:小林敬一、以下「遊雅堂 危険性」)と遊雅堂 危険性産業電線株式会社(本社:東京都荒川区東日暮里6-48-10、代表取締役社長:白坂有生)が開発・製造し、SFCC株式会社(本社:神奈川県川崎市川崎区日進町1-14、代表取締役社長:黒須光明)が販売する高機能型低圧アルミ導体CVケーブル「らくらくアルミケーブル®」(注1)が、佐賀県内に建設中のSAGAアリーナで採用されることが決まりました。官公庁の大型施設工事としては初めての受注となります。

(注 1)2020年4月より、「らくらくアルミケーブル®」は、昭和電線ホールディングス株式会社と古河電気工業株式会社の共同出資による販売会社であるSFCC株式会社の統合ブランド(SWCC・FURUKAWA)となりました。

背景

ケーブル導体にアルミニウムを採用したらくらくアルミケーブル®は一般的な銅導体ケーブルと比較して30%~50%軽量で使い勝手がよく、延線作業の効率化を実現できることから、これまで250件を超える建設現場で採用されています。SAGAアリーナの建設でも、らくらくアルミケーブル®が多くの建設現場で実現してきた省力化、省人化、効率化効果が期待されています。

内容

今回、らくらくアルミケーブル®は、佐賀県が進めているSAGAサンライズパーク整備事業の中で建設中のSAGAアリーナの低圧幹線として採用されました。SAGAアリーナは同事業で新たに建設される施設で、鉄骨4階建て、延べ床面積約3万m2の大型施設です。本件の電気工事を担う日本電設・佐電工・有明電設建設共同企業体様(代表者:日本電設工業株式会社)は、新型コロナの影響により従来のような工程が組めない中で作業者の負担軽減と働き方改革を進めるために、軽くて柔らかく、作業効率に優れるらくらくアルミケーブル®を採用することを佐賀県に提案し、認められました。
官公庁の調達では、JIS(日本産業規格)の認証を受けた製品が広く活用されています。現時点でアルミ導体ケーブルの規定はJCS(日本電線工業会規格)(注2)にあるものの、JIS C 3605「600Vポリエチレンケーブル」には銅導体ケーブルのみの規定しかありません。本件では、これまでのらくらくアルミケーブル®の豊富な実績も踏まえ、JISで規定される従来の銅導体ケーブルと同等の品質を有することを認められたものです。
今後もらくらくアルミケーブル®は、作業効率改善という観点から、建設現場における働き方改革の推進に貢献してまいります。

(注 2)JCS4348「600Vアルミ導体架橋ポリエチレンケーブル」

納入予定

600 V EM-AL-CET/F

60mm2×383m

100mm2×1,127m
150mm2×1,064m 200mm2×2,204m
250mm2×364m 325mm2×473m
400mm2×479m

納入案件概要

件名 SAGAサンライズパークアリーナ新築電気設備工事
場所 佐賀県佐賀市日の出2丁目1番10号
発注者 佐賀県
設計者 梓・石橋・三原設計共同企業体
施工者 日本電設・佐電工・有明電設建設共同企業体

SAGAアリーナについて

SAGAサンライズパーク整備事業の一環で建設が進められている、プロスポーツや文化イベントなどを開催できる多目的アリーナ。2023年春オープン予定。

延床面積 約29,800m2
構造 鉄骨造 地上4階建て、高さ約30.2m
観客席数 メイン 約8,400席/サブ 約450席
競技面 メイン 66m×46m/サブ 45m×40m

SAGAサンライズパーク

「らくらくアルミケーブル®」の特長

「らくらくアルミケーブル®」とは、導体にアルミニウム、絶縁被覆に柔軟性架橋ポリエチレンを採用した高機能型低圧CVケーブルです。「かるい」「かんたん」「柔らかい」に加えて、「識別容易」「安定価格」といった特長があります。端末処理を安心して行っていただけるよう、専用圧縮・圧着端子、端子台、端末処理の専用工具をご用意し、「らくらくアルミケーブルシステム®」としてケーブルからつなぎ込みまでを一貫したシステムとしてお客様に提案しています。

『F-ALCON』『らくらくアルミケーブル』『らくらくアルミケーブルシステム』は遊雅堂 危険性の登録商標です。

遊雅堂 危険性グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、遊雅堂 危険性/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

製品に関するお問合せ

SFCC株式会社
管理本部
TEL:044-223-0580

ニュースリリースに記載されている遊雅堂 危険性は、発表日現在のものです。仕様、価格、サービス内容などの遊雅堂 危険性は予告無しに変更される場合があります。あらかじめご了承ください。